OT Department of Occupational Therapy 作業療法学科
自立支援のスペシャリストになる。
身体機能が低下あるいは損傷・喪失した人の“生活”を支援する医療専門職、作業療法士。OCRでは、OTとしての基本的な知識と技術を身につけることはもちろん、心身の両面から対象者と密接に関わるセラピストとしての応用力、柔軟性のある思考力、臨機応変な行動力、グループワークやチーム医療を行えるコミュニケーション力、そして対象者の状態を評価し治療できる実践力の獲得を目指します。つまり、即戦力となれるスキルと総合力を備えた真のプロフェッショナルにあなたを育てます。
- 国家資格
取得率 -
96%
全国平均
91.3%
2022年度実績2022年度 100%(全国平均91.3%)
2021年度 94.0%(全国平均88.7%)
2020年度 92.0%(全国平均88.8%)
本校の作業療法学科は、WFOTの認定校です
本校を卒業し、作業療法士になると国際的に活躍する道が開けます。WFOTとは、世界作業療法士連盟(World Federation of Occupational Therapists)という国際機関のことであり、作業療法の世界的な普及と発展、教育・研究水準の向上などを目的とする組織です。その認定を受けるためには、教員数やカリキュラム、臨床実習時間数といった諸条件をクリアしなければなりません。OCRの作業療法学科はWFOTに認定されており、教育水準の高さが証明されています。
作業療法学科3つのポイント
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Point 01
- face to faceで学びをサポート
- 授業や課題についての質問対応はもちろん、実習や国家試験対策まで対応。希望者には補習や個別指導も行います。
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Point 02
- 対象者来校による学内実習で即戦力養成
- 1年・2年次に学内で行う作業療法実習では、対象者に来校いただきます。学内の演習だけでは体験できない症状を学べます。
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Point 03
- 自ら学び続ける姿勢を育成
- 作業療法士はさまざまな症例・対象者と家族に向き合う仕事です。資格取得後も向上し続ける姿勢を育みます。
また、卒業生向けの勉強会も随時開催しています。
作業療法士のしごと
作業療法士を英語でOccupational Therapist(オキュペイショナル セラピスト)といい、略してOTとも呼ばれます。
作業療法士とは、医師の指示のもと、たとえば家事、工作、手芸といった作業を療法として用いる医療専門職です。
けがや病気、加齢などで身体機能が低下・損傷・喪失した人に対して医学的リハビリテーションを提供します。
作業療法士を一言でいうと、自立支援のスペシャリスト。日常動作(食事、料理、掃除など)の練習、創作活動(工作や手芸など)、レクリエーション(遊びやスポーツなど)、さらには職業前練習(就労に向けて作業能力、持久力、集中力、正確性などの向上を目指す練習)によって、対象者の応用動作能力および社会適応能力の回復を図ります。また、身体だけでなく心理面へもアプローチします。理学療法士と同様、必要とされる環境は多種多様です。
- 作業療法士の主な職域
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医療、介護施設、行政、福祉、保健、研究開発
3年間の学内実習・臨床実習を含めた実習時間
現役の作業療法士が教える!OCRならではの対象者実習がある。
第一線で活躍する現役の作業療法士でもある教員が、臨床現場に必要な知識と技術を教えます。
また、1年次から行う「対象者実習」では実際に対象者に来校いただき、学生が検査や評価を実施した後に対象者から直接フィードバックを受けるなど、座学では得られないプロとしてのスキルや心構えを学びます。
- 臨床実習1,125時間(22単位)、
学内実習180時間(4単位) -
1,305 時間
(厚生労働省指定 臨床実習時間990(22単位)時間以上)
- 1年次
- 学内実習
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90 時間
1年次は、医療従事者として対象者との関わり方について学びます。実際に対象者の方に本校へお越しいただき、作業療法に必要な様々な検査などを学習します。
(学内実習90時間)※8月・1月にそれぞれ1週ずつ実習があります。
- 2年次
- 学内実習・臨床実習
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135 時間
2年次は、授業で学んだ評価方法を対象者の方に対して実施。評価結果に対して、問題点を引き出し目標設定やプログラムの立案を行います。
(学内実習90時間 / 学外実習45時間)※8月・1月・2月にそれぞれ1週ずつ実習があります。
- 3年次
- 臨床実習
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1,080 時間
3年次は、近畿地区を中心に学外施設へ出向いての臨床実習を行い、実習施設の作業療法士の指導のもとで、対象者に作業療法を実施します。卒業生を中心に実習指導を受けます。
(学外実習945時間)※4月・5月の8週間、7月・8月の8週間、10月・11月の8週間にそれぞれ実習があります。
- ここが
Point!! -
1、2年次は仕事や子育てと両立しやすいような実習スケジュールを組んでいます。
1年次、2月次には比較的休みをとりやすい8月、1月に各1週間で学外実習を実施するなど、世の中的に休みを取得しやすいタイミングで実習を行うことで、仕事や子育てなど「学び」以外の時間の都合を作りやすいように設定しております。
※3年次は昼間の就学になるため、就労はできません。
ここが違う!OCRの実習
- 事前学習をしっかり!
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関西を中心とした一般病院、リハビリ施設、介護老人保健施設などで実習を行います。実習前には、不安なく臨むことができるよう対象者との関わり方など、事前学習を十分に積み重ねます。また、実習の間の学内演習では、自分の苦手分野や課題を克服できるよう学習します。
- 実習期間中も教員がサポート!
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学外実習には基本的に教員も同行し、学生が現場に慣れるまでサポートします。同行していないときもメールや電話でアドバイスしたり、実習指導者に様子を聞いたりしながら、常に一人ひとりの学びを見守っています。
- 実習後も振り返り学習!
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実習が終了したら、それで終わりではありません。実際の臨床現場と同じように症例報告書を作成し、学びを深めることができたかを確認します。その後、必要に応じて個別指導を行い、成長につなげます。
ここが違う! OCRの実習
OSCEを導入しています
OSCE(オスキー)とは、客観的臨床能力試験のことで、学生の技能および態度が一定の基準に到達しているかを客観的に評価する目的を持っています。
試験は実際の医療現場で行われていることを想定して、模擬患者も参画する実践的なものです。本校では開校当初から実施しており、独自の工夫を凝らした内容で学生一人ひとりの課題を明確にし、効果的な指導を行っています。
本校での3年間の取得単位
127 単位
3年間の授業は、厚生労働省が定める101単位(臨床実習の22単位を含む)を大きく上回る127単位を確保。
医療現場での即戦力を目標に、授業科目も4年制の学校と遜色ない内容を実現しています。
カリキュラム例
- 1年次
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- 自然科学概論
- 医学英語
- 情報処理
- 心理学
- 人間関係学
- 生命倫理学
- 解剖学実習
- 生理学実習
- 運動学総論・各論
- 臨床心理学
- 人間発達学
- リハビリテーション医学
- リハビリテーション概論
- 作業療法実習Ⅰ・Ⅱ
- 作業療法概論
- 作業療法評価学総論
- 基礎作業学総論
- 臨床ゼミナールⅠ・Ⅱ など
- 2年次
-
- 神経内科学
- 運動学実習
- 精神医学
- 整形外科学
- 内科学
- 脳神経外科学
- 老年医学
- 作業療法実習Ⅲ・Ⅳ
- 作業療法評価学認知系
- 作業療法評価学運動系
- 日常生活活動学
- 作業療法治療学
- 地域作業療法学
- 基礎作業学治療論
- 3年次
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- 一般臨床医学
- 作業療法管理学
- 臨床実習Ⅰ(8週間)
- 臨床実習Ⅱ(8週間)
- 臨床実習Ⅲ(8週間)
- 国試対策ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
※3年次は、昼間の就学となります。
- 基礎分野
- 専門基礎分野
- 専門分野
- 臨床実習
現役の作業療法士による実践教育
第一線で活躍する現役の作業療法士でもある教員が、臨床現場に必要な知識と技術を伝えています。3年間の授業は、厚生労働省が定める101単位(臨床実習の22単位を含む)を大きく上回る127単位を確保しています。授業科目も4年制の学校と遜色ない内容で、確かな専門知識を身につけます。
作業療法学科では、医療、介護、教育・研究、スポーツの分野まで、幅広いプロフェッショナルな教員が在席。
現在教員インタビュー動画公開中。
入学から就職まで
〜 OCRの3年間 〜
1年次から国家試験対策を実施し、毎年、全国平均を上回る高い合格率を維持しています。
そして、一人ひとりの希望と適性を考えた万全の就職支援によって高い就職率を実現しています。
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1年次
医療や理学療法の基礎を学ぶ!
基礎科目を幅広く学ぶとともに解剖学や生理学、
運動学などの国家試験対策の学習も始めます。- サポート/プログラム
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- 基礎科目
- 国家試験対策
- 個別面談・個別指導
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2年次
専門的な知識と技術を養う!
作業療法士に必要なスキルを養成します。
現役のセラピストの講義も多く取り入れています。- サポート/プログラム
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- 専門知識の学習
- 実習に必要な技術の習得
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3年次
実践力を磨く!
これまでの学びの集大成といえる臨床実習を全国の医療機関や介護施設で実施。
プロとしての実践力を磨きます。- サポート/プログラム
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- 臨床実習
- 卒業生中心の実習指導
- 実習中の相談対応
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国家試験
受験
(1~3年次)模擬テストやグループ学習を繰り返し行い、
苦手分野を早期に発見して補習なども行います。- サポート/プログラム
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- 多くの模擬テストを実施
- 過去の頻出項目の反復学習
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進路相談
就職支援
(3年次)全国から届く求人票を元に担任教員との面談を繰り返しながら就職先を確定します。
採用試験に向けた個別指導にも万全を期しています。- サポート/プログラム
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- 就職ガイダンス
- 個別指導(履歴書の作成、面接試験対策)
1年次・2年次 授業時間(月~土)
- 1限目
- 18:00〜19:30
- 2限目
- 19:40〜21:10
- 3限目
- 21:15〜22:00
授業が行われるのは夜間です。朝から授業が始まる直前までが放課後になります。
教員は朝から学内にいるので、分からない点があれば、時間に余裕を持って相談ができます。
※授業によって、16:20~や土曜日(昼間9:00~18:00)に開講する場合があります。
詳しくは夜間個別相談やオープンキャンパス、入試・入学説明会でご確認ください。