OCR INTERVIEW
発達障害の子どもたちを支えたい!保育士から作業療法士へ
山下 琢音さん
在校生 作業療法学科1年(取材当時)
理学・作業療法士をめざそうと思ったきっかけ、OCRを選んだ理由を教えてください。
母の影響で小さい時から医療職への憧れがあり、19歳の時に怪我をして理学療法士の方にお世話になったことから、理学療法士になることを考えていたのですが、悩んだ結果、大好きな子どもたちと関わることができる保育士の道に進みました。
保育士・学童保育の現場で10年ほど勤務し、管理職を経験させていただくなど、自分の中でキャリアに一区切りがついたと感じていました。
また、子どもたちと接する中で、発達障害をお持ちの子どもと関わることがあり、「もっと自分にできることはないか」「医療に関する知識や技術があれば、もっとサポートしてあげることができるのではないか」と考えるようになりました。
昔から憧れていたセラピストを目指したいと思い、進学することを決めました。
元々は自分がお世話になった理学療法士を目指せる学校のオープンキャンパスに参加していたのですが、OCRのオープンキャンパスに参加したときに、保育士としての自分のキャリアや好きなモノづくりを活かすことができることや、メンタル面でのサポートもできる作業療法士に魅力を感じました!
そんな作業療法士の魅力に気づかせてもらったのが、OCRのオープンキャンパスだったのですが、説明の中で「勉強は大変で厳しいけど、充実した3年間にはなる」という話を先生から聞いて、ここなら自分も頑張りたい!と思い、OCRへの入学を決めました!
OCRへの入学までのハードルはどのように乗り越えたか教えてください。
金銭面や、所属している楽団の演奏活動との両立など不安はありましたが、僕にとっての一番のハードルは勉強が苦手なことでした・・・(笑)
ですが、それ以上に「作業療法士になりたい!」という想いが強かったので、決意はすぐ固まりました!
仕事と勉強を両立するために工夫している点を教えてください。
週4日ほど、病院の精神科病棟で看護助手の仕事をしています。
患者様のシーツ交換や配膳などを担当しており、実際の医療現場を直接見ることはとても勉強になっています!
朝から夕方までは仕事で、夜はOCRの授業があるので、帰った後は疲れて勉強の時間はあまり確保できていません…
そのため、通学時間や仕事の休憩時間に勉強するといった、スキマ時間を有効活用するようにしています!
OCRは夜間の専門学校ですが、普段はどのような1日を過ごしていますか?
7:00~8:00 起床・朝食・準備
8:00~8:45 出勤
8:45~16:30 仕事
→病院で看護助手の仕事をしています。
職場の方に相談させてもらって、少し早くあがらせてもらうようにしています!
お昼休みは予習をするようにしています!
16:30~18:00 通学
→通学時間も勉強にあてるようにしています!
仕事が休みの日は早めに学校に行くこともあります!
18:00~22:00 授業
22:00~22:40 帰宅
22:40~25:00 夕食・予習・トランペットの練習
25:00~ 就寝
休みの日は楽団に所属しているので、担当しているトランペットの練習をしています!
大会や演奏会前の準備と勉強の両立は大変ですが、趣味と両立ができてとても充実しています!
クラスの雰囲気について教えてください。
学校は毎日めっちゃ楽しいです!!
入学当初は、みんな緊張していたのですが、クラスのみんなで自己紹介し合う時間を作ってもらって、今ではあだ名で呼び合ったりもしています!
学校の中ではもちろん、テストが終わった夏には、みんなでバーベキューに行く計画もしていて、とても仲が良いです!
そんなクラスメイトは18歳~40代後半まで幅広い年齢の方がいらっしゃいます。
様々な経歴を持ったクラスメイトが多く、個性も豊かで毎日笑いが絶えません!
あなたが入学して感じた、OCRの良い点を教えてください。
先生との距離が近いことです!
全員作業療法士の方なので、先生であり、臨床現場の先輩でもあります!
今でも、様々な現場で活躍されている方なので、授業でも今、どんな治療をしているか等、リアルな話を聞くことができます!
そんな先生ですが、とても話しやすくフレンドリーで、何かわからない時にすぐ質問や相談に行けることがOCRの良い点です!
卒業後の進路や将来の夢、どんなセラピストになりたいか、などを教えてください。
保育士としての経験があるので、将来は発達障害を持った子どもたちをサポートできる、児童発達領域で作業療法士として働くことを目指しています!
ですが、授業を通して作業療法士が活躍できる幅の広さを知る中で、色んな領域に興味を持っています!
授業や実習を通じて、自分の目指したい領域をこれからしっかり考えたいと思います!